宮城県・女川中學の女子バスケ部は全國大會3位の実績をもつ伝統校。しかし東日本大震災後は、町の人口が4割も減り、バスケ部も新人をのぞくと3年生が5人だけに。試合形式の練習ができず、一人も欠くことができない中、5人は勵ましあい実力を磨いてきた。何より彼女たちには震災をともに乗り越えてきた固い絆があった。昨年夏、3年生の5人は最後の大會に挑んだ。目標は県大會を勝ち進み、全國大會に出場すること・・・。