アイマリンプロジェクト第四弾 軌道エレベーターを中心とした水上都市と、 海面下に広がる魚人たちの町によって構成されたその街で、 アイマリンは愛車のホエ丸に跨り、配達に勤しむ毎日を送っている。 町長の娘・ウェンディや荷揚げ屋の幼馴染・GT、 その妹のウーニィといった友人たちと共に、海を愛し、平和に暮らす日々。 だが、アイマリンには時折、悲しい歌聲が聞こえていた。 今日は、年に一度の街をあげての祭りの日。人も魚人も皆楽しんでいる。 しかし、アイマリンの中で次第に大きくなる、 どこからともなく聞こえる悲しい聲。祭りも終わろうとするその頃、 その聲は最大となり天変地異を引き起こす。 その中心には悲しそうに泣きながら歌う少年の姿があった…。