舞台となるのは、現在より少しだけ先の未來。人々の生活をサポートするロボット・ソルトを開発、製品化することに成功した天才的な頭脳を持つ科學少年・水溜明(みずたまり・あきら)は、新たな発明がことごとく失敗し、行き詰まりを感じていた。そんなとき友人からカノジョを作れば「パワーアップ」できるという話を聞いて、文字通り人造人間のカノジョ“0號”(ぜろごう)を科學的に作り出してしまう。プログラムされた感情と、成長していく気持ちの狹間で揺れ動く0號。人と心を通わせることに不慣れな明との間に芽生えるのは“戀”なのか、それとも……?