俺の平穏は、あっという間に姿を消した。 遡ること一ヶ月前――。 何の前れもなく、親父が連れてきた再婚相手。 それは、俺と同じに通っている、１つ下の後輩だった。 名前は有紀奈さん。 髪を染めてて肌は焼けててノリが軽くて、いわゆるギャル系な女の子だ。 地味で冴えない俺とは、どう考えても相性が悪い女の子だった。 だからこそ、新しい生活の中でもなるべく関わらないようにしていたんだが……。 ため息をつきたくなるほどのイチャイチャっぷりに加えて、ほとんど毎日聞こえてくる、親父と有紀奈さんがわる聲。 俺は、々とさせられっぱなしだった。 そんな日々を過ごすなか、事件が起きる。 風呂場に突撃してきた有紀奈さんに、俺はばれてしまったのだ！ 「そうだ、いいこと思いついちゃった。家事をやってもらう代わりに、のあんたをしてあげる♪」 義母で、の後輩で、そしていわゆるギャルな有紀奈さん。 そして、そんな彼女の“遊び”のターゲットにされてしまった俺。 いったい、これからどうなってしまうんだ……！？