まだ幼かったあの日。 父はアネモネを殘して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。 アネモネの小さな胸に深く殘る後悔。彼女の心を支えたのは、 ぬいぐるみのガリバーとAIコンシェルジュ・ドミニキッズ。 7年が経過し、アネモネは父が散った戦場――東京にいた。 アネモネは実験部隊アシッドが実行する作戦の要として、 人類の敵「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と戦わなくてはならないのだ。 エウレカセブンにより追い詰められた人類は、もはやアネモネに希望を託すしかなかった。 そしてアネモネは、エウレカセブンの內部へとダイブする――。