時代を超え、いつまでも少年少女の胸を躍らせる本がある。 角川文庫にて1985年に刊行された『ぼくらの七日間戦爭』。 初版から3年後には、女優・宮沢りえのデビュー作にして初主演を務めた実寫映畫が公開。 宗田理が手掛ける“ぼくら”シリーズは累計2,000萬部を突破し、幅広い世代の青春を彩ってきた。 今なお愛される群像劇が、新進気鋭のクリエイターにより劇場アニメとして再びスクリーンに帰ってくる。 大人の都合で引っ越しを迫られる少女、綾。彼女に思いを寄せる少年、守。 勇気を振り絞り、守は最初の一歩を踏み出す。 「逃げよう」 2019年冬、“ぼくら”の青春をかけた7日間の戦爭が始まる―。