稀星學園 高尾校中等部。 遅めの山桜が散り始める頃、 一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。 少女の名は式宮舞菜。 抜群の歌と踴りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、 新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。 しかし謡舞踴部という廃部寸前のアイドル部と出會い、 かつての夢が目覚め始める。 一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。