かつて交わした“約束”と、それぞれの“つとめ” クーデター騒ぎから1年が経ったバードン。 新體制となったACCAでは1周年を祝う祭事を間近に控え、 ジーンたち監察課もその準備に忙しくしていた。 不穏な噂、変わらぬ日常、新たな岐路、思い出の中の眼差し、はじまりの日。 それぞれの思いが交錯する中、止めていた時が再びゆっくり動き出す。 「親愛なるジーン。あの頃、俺たちは何を考えてたっけ。なぁ、今度聞かせてくれる?」